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辛いことを頑張る必要なんてない。好きなことを仕事にしよう。
お寺の桜がもうこんなに咲いてました |
もうすぐ4月ですね🌸
4月と言ったら新年度。何か新しいことが始まる人もいるかもしれません😳
私は会社に就職して4年目になります。4年前の自分は漠然と、
「生きていくためにお金が必要だから、働かなきゃいけないんだ」
と考えて、会社に就職しました。
たしかに、生きていくためにはお金が必要です。
でも「生きていく」といっても、一体どんな暮らしがしたくて、そのためにどのくらいお金が必要なんでしょうか?
会社に勤めることや、正社員という肩書きを得ることが先行していて、働くことの本来の目的を見失ってないでしょうか?
今回は「辛いことを頑張る必要なんてない。好きなことを仕事にしよう。」というテーマで、働くことの意味やお金を稼ぐこと、理想の生き方について改めて考えてみます。
働くのは「お金を稼ぐ」ためだと思う
そもそも、皆さんは何のために働いていますか?
有名な会社で働いていると自慢するため?正社員だと社会的な信用があるから?それとも、皆がそうだから?
私は、働くことは「お金を稼ぐ」ためだと思っています。
去年、私の友人が、会社のストレスでうつ病になりました。
それを聞いたとき、もしかしたらその子を失っていたかもしれないという恐怖と、何もしなかった自分への失望と、その他いろいろで感じたことのない悲しい気持ちになりました。
なかでも、なんで会社ごときにこんなに苦しめられなければならなかったんだ!という気持ち。
私たちは、誰かの意図で「サラリーマン=安定・信用・最も良い」みたいな謎の暗示をかけられた社会の中で、サラリーマンとして働くことにどこか特別な意味があるような気がして、無意識に縛られているのではないかと思います。
そういう固定観念を取り払って、シンプルに「働く」という行為そのものについて考えてみると、その目的は「お金を稼ぐ」ことなのではないでしょうか?
お金を稼げば、生きていくことができて、さらに自分のやりたいことが叶えられます。
旅行に行きたいとか、欲しいものを買いたいとか、誰と、どんな場所で、どういう暮らしをしていたいなど、皆それぞれ「自分の理想の生き方」がありますよね。
私たちはお金を稼ぐことで、自分の理想の生き方を実現させることができると思うのです。
お金を稼ぐことは、人を喜ばせること
では、「お金を稼ぐ」って、どういうことなのでしょうか。時間を売ること?辛く苦しい労働に耐えること?
私は、「お金を稼ぐ」ことは、裏返せば「人を喜ばせる」ことだと考えています。
例えば、製品を買ったり、サービスを受けたりすれば、買い手には何かしら良いことがありますよね。
その良いことをもたらしてくれた売り手の人に、感謝の気持ちで支払うのが「お金」です。
反対にお金を稼ごうと思ったら、誰かの役に立ったり、喜んでもらわないといけない訳です。つまり「お金を稼ぐこと=人を喜ばせること」だと思うのです。
会社で働いていようが、自分でお店をしていようが、社長だろうが、投資家だろうが、自分の仕事で誰かに喜んでもらえたとき、その感謝の気持ちとしてもらえるものがお金です。
だから仕事に優劣なんてなく、金額にかかわらずお金を稼いでいる人は皆立派で尊い存在なのです!🥰
このことから、私は勤め先の知名度や働き方はどうでも良いと思っています。
去年「半沢直樹」を観ていましたが、半沢がこう言っていてなるほどと思いました。
仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る。わかるか?
ドラマ「半沢直樹」原作『ロスジェネの逆襲』より
たしかに、「一部上場企業で働いている自分、カッコいい」とか、「社会的に正社員でいる方が良い」と言いながらやっている仕事って、結局自分のための仕事ですよね。
そんな仕事にお客さんが喜んでくれるのか疑問ですし、自分も楽しくないと思います。
会社で働いていると時々、仕事のための社員なのか、社員のための仕事なのか、分からなくなることがあります。
「これ何のための仕事なんだ?」とか、「この人何のために仕事してるんだ?」と思うこともありますし、むしろ、会社員でいたい人たちが、みんなで作ったゲームを回しているみたいな、空虚な感じがすることがあります。
・・・もう、学歴とか肩書きとか、組織が力を持つ時代は終わって、これからは個々人がそれぞれの才能を生かして活躍できるような、自由な時代になっていくと思うのです!
人を喜ばせられる仕事をしよう
もし今、仕事が辛いという人がいたら、その仕事はあなたに合っていないのだと思います。
「お金を稼ぐこと=人を喜ばせること」だとしたら、仕事は楽しいもののはずです。
だって、人の役に立ったり喜んでもらえるのって、嬉しいですもんね。
ではあなたが辛く苦しい思いをしながらやったその仕事で、果たしてお客さんは喜んでくれているのでしょうか?
もし、自分が好きなことや得意なことが仕事だったら、自分自身も楽しめるだろうし、それにお客さんにも喜んでもらえやすい(=お金を稼ぎやすい)と思いませんか?
せっかく人生の貴重な時間を費やすんだから、自分の好きなことや楽しめることをして、それがさらに身の周りの人や、社会の役に立ったら良いなと思います!
好きなことを見つけよう
とはいっても、「好きなことが分からない」「得意なことも特にない」という人もいるかもしれません。私もそうで、特にこれといった趣味も無いんですよね。。
そういう人は…
好奇心の向くままに、色々なことをやってみましょう!
最近久しぶりに『13歳のハローワーク』を開いてみたら、為になることが書いてありました。
「好きなことを探しなさい」「好きなことを見つけなさい」とよく言われます。(中略)それは、「探して見つける」ものではなく、「出会う」ものなのです。(中略)「出会う」ために欠かせないのは、好奇心です。
村上龍『13歳のハローワーク』
そして、職業を決めるのは「28歳」で良いそうです。👌
わたしの知り合いの教育者や経済の専門家は、28歳という年齢を、職業を決める目安としています。教育を受け、社会に出てしばらく時間が経って、だいたい28歳くらいをめどに、自分がどうやって生きていくのか、つまり職業を決めればいい、ということです。28歳で職業を決めたあとは、だいたい35歳くらいまで、その職業に必要な訓練と経験を積むことになります。
村上龍『13歳のハローワーク』
つまり、「仕事が思っていたのと違った…」なんて、当たり前のことなんですよね💡
なにも最初に始めた仕事を長く続ける必要なんてなくて、今はまだ好奇心の向くままに、色々なことをやってみればいいということです。🥳
これまでの人生の中で、すごく熱中していたことや、感動した体験、楽しかったことや、人より頑張れたこと、ありましたよね?
それらをヒントに自分が好きなことを思い出してみましょう。そして、それで人を喜ばせることができないか考えてみましょう。
私が最近始めてみたことは、塾で勉強を教える仕事です。高校受験で一番行きたかった学校に合格したことが今でも忘れられない感動的な体験だったので、それを活かして仕事ができないか?と考えた結果、近所の塾で仕事をさせてもらうことになりました。
塾の仕事は楽しくて、「分数の計算が初めてできるようになった!」とか言ってもらえるとやりがいを感じます💖
自分でお金を稼ごうとするのは、毎月決まったお給料をもらうより大変だと思うかもしれません。
ですが長い目で見れば、好きなことを仕事にしている人の方がお金を稼げるようになるのは明らかだと思います。
まとめ
言っておきますが、私は決してサラリーマンを否定したいわけじゃないですよ!形にとらわれずに、好きなことを仕事にした方が良いよねという話でした。
自分の人生なんだから、限られた時間の中で、自分のやってみたいことは全部やって、自由に生きたいですよね🥳
人生において大切なものは何か?それを実現するためにはどんな仕事が良いか?という視点で、ゆっくり、じっくり考えていきましょう。
というわけで、今回はここまでにします😌
最後までお読みいただきありがとうございました。
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